2015年09月07日

大物に育てるなら天井が高い家?

どこのハウスメーカーで聞いた言葉(セールストーク)なのか、どこかのメディアなどで見聞きした言葉なのか忘れましたが、単純な私は信じてしまいそうな言葉「大物に育てるなら天井が高い家」。

確かに、天井が高い家の方が、同じ面積の部屋でも広く大きく感じられる。気持ちにもゆとりができて、大物(のんびりやさん、ゆったりとした柔和な方)になる可能性もある。

ただ、あくまでも可能性であり、昭和、大正、明治以前の天井が低い家の人は総じて小物なのかと聞かれれば、現代人よりも大きくて温和でゆとりがあったのではないかと思い、家よりも外部環境のストレスや将来不安などから見れば、家の天井高による影響は微々たるものかもしれない。

これと似たような言葉に「年々、日本人の脚が細くて長くなったのは洋室文化で椅子を利用することが多くなったから。和室で胡坐や正座、寝ころでばかりいると脚が太くて短くなりますよ。」というのもある。

大人になってからではもう遅いのでしょうが、言われてみればそのようにも感じます。子供の脚(将来)を考えた結果だけで、洋室ばかりの家が増えたとまではいかないでしょうし、洋室だったから脚が細くて長くなったのではなく、食生活、運動習慣などにもよるとは思います。

それでも、この天井高や洋室和室の他に、間取り、広さ、方位、などなど、家によって快適さが大きく異なるのも事実で、住まい探し、住まいづくりの際には、大いに気にされた方がよい。

方位について、南向きが一番人気であり、その分、価格も高くなる。古来より湿気の多さや日照の明るさから南向き信仰があったが、気密性の向上、換気や冷暖房設備の発達、ライフスタイルの変化、特にマンションであれば、南に絶対的な強みはないのではないでしょうか。

南がダメということではなく、同じ価格なら問題なく選んでいただいて構いませんが、価格差が大きい、他の条件と比べて、南方向に固執しすぎて心配しないよう。午前重視(朝陽)で東向き、午後重視(夕陽)で西向き、価格重視(眺望)で北向き、など、柔軟に考えて、その他の条件も併せた総合的な判断をお勧めします。

洋室、和室は生活スタイルや好みにもよるのでしょうが、どちらにも共通して「扉よりは引き戸、引込戸」にした方がなにかと使いやすいのは共通していると思います。特に、高齢化が進むと扉では暮らすことさえ苦労することになります。

マンションの場合、住戸へのアクセスは、大きく分けて「外廊下方式」と「階段室方式」となり、そのタイプにより間取りも変わってきます。(都心部、高層、古いマンションなどでは、内廊下方式、集中方式、スキップフロア(複合)方式などがあります)

外廊下タイプの場合、玄関を入って両サイドに居室があり、廊下の突き当たりにLDKと和室があるというのが一般的です。さらに、LDKと和室を横に並べる(両方がバルコニー面する)、LDKがバルコニー全面に接し和室が奥に配されるというタイプに分けられます。

階段室タイプの場合、玄関が中心部に位置し玄関を入って左右に分かれる。片方に「LDKと和室」、もう片方に「居室」と分かれ、マンションによっては両サイドにバルコニーが設置される。このタイプの場合、外廊下からのプライバシー性が高まり、風通し、防犯面などからも評価(価格)が高くなる傾向にある。

広さに関しても「一人当たり7坪が標準面積です」というセールストーク?があった。3人家族なら21坪(約70平米)→マンションが売りやすい、4人家族なら28坪(約92平米)→建売が売りやすい。

この広さも人や家族によってまちまちなので、あまり標準面積に左右されることなく、ご自身でご判断されることをお勧めします。マンションの場合、壁厚による数字と現実の差があり、居室では柱の出っ張りなどで図面だけではわかりづらい面もあるので、現場にてしっかりとご確認されることをお勧めします。

いろいろ長々と書いてきましたが、つまるところ、セールストーク、他の人のことではなく、ご自身やご家族の生活からご判断ください。他人に左右されないように(私自身への戒め)。

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posted by preseek_shibata at 12:21| Comment(0) | TrackBack(0) | くらしと生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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