■1.民間住宅ローンの特徴
民間住宅ローンといっても、様々な種類があり、細かい商品内容は金融機関によって異なりますが、ここでは主に共通する項目をご説明いたします。※下記は一般的なケースです。ローン商品によっては、詳細は異なります。
●利用できる人の主な要件:安定収入のある20歳以上 60〜70歳までの方
●返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)
年収300万円以下 25%以内
年収400万円以下 30%以内
年収400万円超 35%以内
●完済年齢:80歳が一般的
●返済期間:最長35年
●返済方法:元利均等返済が多く、元金均等返済を扱っていない場合もあります。
●保証料:契約時一括払い又は金利上乗せ
●団体信用生命保険:強制加入(保険料は金利に含まれるのが一般的)
■2.「借りられる金額」と「無理なく返済できる金額」
住宅ローンを利用するときは、「いくらまで借りられるか」ではなく、「いくらまでなら無理なく返済できるか」を基本に置いた資金計画が大切です。
ある民間金融機関では、年収(税込)300万円〜400万円の人は、年収(税込)の30%まで、年収400万円を超える人は年収(税込)の35%まで借り入れることができます。これだけの住宅ローンを抱えている状態で、”ゆとりある生活”を実現することはできるのでしょうか?
不動産を購入すると、住宅ローンの他に税金・管理費・修繕費等のランニングコストも必要となります。一般的には、年収(税込)に対する住宅ローン返済額を25%以内に抑えることが理想とされています。(ベストは20%以内)
ただ、現実的には25〜30%の範囲でローンを組んでいる方も多く、家族構成やライフスタイルに合わせた資金計画を、個別に検討することが大切です。
■3.健康なときに住宅ローンを組もう!
民間住宅ローンでは、団体信用生命保険※に必ず加入することが条件となります。※契約者が返済期間中に死亡・高度障害になると保険でローンの残額が支払われるというもの
団信加入が条件ということは、保険に加入できる健康な人でなければ住宅ローンを組むことができないということになります。過去の病気をした経験がある方は早めに担当エージェントとご相談ください。※フラット35では団信は任意加入となります。
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