2016年08月14日

住生活基本法(平成28年)その1

5年に一度見直される住生活基本法、平成28年度から平成37年度までの計画が発表されました。概要をお知らせいたします。

1. 住生活をめぐる現状と今後10年の課題、それらに対応するための施策の基本的な方針(一部略)

1)人口減少と少子高齢化

総人口は平成22年をピークに減少局面に入り、さらに、平成25年には高齢者の割合が25%を超え、世界に例のない高齢社会に突入した。少子化による若年人口、生産年齢人口の減少と団塊世代の高齢化に伴う高齢人口の増加が進み、平成37年には30%を超える見込み。

2)地方圏の人口減少と継続増大する大都市圏への人口流出

地方圏では高齢化がさらに進み、他方、東京圏における転入超過は約11万人。長期的にみると2050年に人口が増加する地点の割合は全国の約2%は主に大都市圏、その一方、居住地域の6割以上が、人口が半分以下になる見込み。

3)大都市圏における後期高齢者の急増

大都市圏では後期高齢者の大幅な増加に直面する見込みであり、医療・介護・福祉需要の増加への対応が喫緊の課題。

4)生活保護受給世帯の状況

生活保護受給世帯は、平成27年には約162万世帯に増加。特に、高齢化の進展による経済的自立が容易ではない高齢者世帯が増加している。

5)世帯数の減少により空き家が増加

住宅の戸数に大きな影響を与える世帯数も、平成31年をピークにし減少局面へ向かう見通し。平成25年に約820万戸あった空き家が、平成35年には約1,400万戸へと、特に問題となる空き家が約500万戸となる見込み。

6)地域のコミュニティが希薄化しているなど居住環境の質が低下

高齢者や子どもを地域全体で見守る機能の低下や災害に対する脆弱性が増大するおそれ。公共サービスの維持も困難となり、居住者の日常生活の利便性も低下。

7)リフォーム・既存住宅流通等の住宅ストック活用型市場への転換の遅れ

住宅ストック数は充足。空き家問題が深刻化する中で、既存住宅活用型市場への転換が求められてきた。住宅リフォーム、既存住宅取引はともに伸び悩んでおり、新築住宅市場からの転換が遅れている。

8)マンションの老朽化・空き家の増加により、防災・治安・衛生面での課題が顕在化するおそれ

マンションのストック数は1割以上を占めるようになった。旧耐震基準時代のストックも増大し、居住者の高齢化が進展。多数の区分所有者の合意形成というマンション特有の難しさに加え、管理組合の運営力低下などにより適正な管理が困難になってきている。管理不全による機能停止、設備の劣化などの状況に陥るとともに、防災・治安・衛生面での課題が顕在化する恐れがある。

つづく

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posted by preseek_shibata at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インスペクションから見た不動産の行く末


不動産そのもの価値(評価、価格)に売主の利益や販売経費が上乗せされる新築住宅より、中古住宅が安いというのは当然である。

そこにインスペクションや瑕疵担保保険などによる品質の保証と維持が保たれ、住宅履歴登録、コールセンターなどの点検やサポートの制度が利用されることにより、新築の優位性があった点にてその差が縮まること。

それが、日本経済というマクロ、生活者の家計というミクロの両面から経済的にも重要になる。

お手本は米国の不動産取引市場、中古住宅となっても資産価値が維持されていく(値上がりも)ことにより、市場も拡大し活性化している。さらに、不動産市場以外にも好影響を及ぼす。

今まで、買主はより安くという考え方が基本であったが、今後は、高くても資産価値があるもの、価値が維持されていくものへと変わっていくことになる。

逆に、土地も建物も、資産価値がないもの、維持されづらいものは、安くても見向きもされない、という時代になっていくことにもなる。

これから購入する方は「資産価値がある」「資産価値が維持される」不動産を、簡単明瞭に言えば「立地がいい」不動産を選ばれることをお勧めします。

今、不動産を所有している方は、その不動産は価値があるのか、今後も維持されていくのかを見極めること。

株で例えれば、これから下落していくことが分かっていれば、早期に売却して、他の株に買い替えないと、損失が大きくなるのと同じでしょうか。

また、これからの社会、自然現象も含め、10年後、20年後にどのような状況になっているのか、まったくわかりません。このことから、不動産に高額な資金を投入するのはリスクが高くなります。

買うなら、立地がよい地域で、予算を抑えて購入する。場合によっては、購入しないという判断もありえます。

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posted by preseek_shibata at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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