2010年04月23日

なかなか決められないケース

3年前、「買えない人」というコラムを書きました。これを書いていいのかな〜と躊躇うような内容であったため、ちょっとドキドキしながら反響を見守っていたら、一般の方よりも同業者から「わかるわかる」「お客様に話してみよう」などと反響が多かった記憶があります。

昔は、購入したい住まい(の条件)があれば、それを購入するために資金的な問題をクリアするというスタイルが一般的でした。今でも、不動産の営業マンは、いかに資金アップをさせるかというのが営業の主としている方も多くいらっしゃいます。

しかし、現在(もしくは弊社の場合)、購入した後も不安のない資金計画を前提とした探し方が主流となっており、希望をすべて積算した金額が資金計画を超過した場合、希望条件の優先順位付けをして、住まいの選定をするようになっております。

例えば、土地の場合、価格を決める要素を単純にすれば、エリア(単価)×土地の広さで計算できます。予算を動かさないとすれば、エリアの見直し、か、広さの工夫が必要となります。

たまたま、予算の中で、エリアも広さもクリアできれば、これがいいかな、と選べるかもしれませんが、ほとんどのお客様は、ある程度、希望(エリアや予算)と予算に乖離があるもので、乖離があることだけで問題となるわけではございません。

問題になるのは、予算と希望にギャップがあるにも関わらず、予算も上げない、希望も検討することなく買えない場合です。

担当する営業も人間ですから、こういうケースで「なんとかしろ」と高圧的に言われれば、好きにすればと突き放すこともできますが、お客様がいい人だったりすると、なんとかしてあげたいんだけど、でも、現実(相場)もあるからな〜、というジレンマに陥ります。(営業の方から見ると、おまえの営業力のなさ、非情になれないからだろうと冷たく見られそうですが)

ま、それでも、絶対購入しなければならないという決まりがあるわけでもなく、お客様にとって問題がなければ、(私の場合)長いお付き合いをさせて頂いて、いつか何かしらのきっかけで、または私から購入しなくてもどこかしらで、お住まいを見つけることができるものですが。

この他に、なかなか決めきれないケースを考えてみますと、いろいろな物件を見て、その長所だけを取り上げ積み上げて夢のような物件を思い描いてしまって、何を見てもダメ(あらさがしになってしまう)というケースや、自分で突っ走ってしまい、あれもこれもと情報を集め混乱してしまうケースなどがあります。

大きな買い物ですから、こうなってしまう心情も分からずでもないですが、この場合、買わないという選択をするか、どこかで割り切るということも必要かと思います。どうにも自分で決められないのであれば、誰か信頼できる人に委ねてみるのもいいかもしれません。将棋のように、横から見ていると、よく見えるものです。

[PR]「住宅購入サポート“プレミアクラス”
不動産調査,住宅購入相談,住宅ローン相談など、住まい探しサポートの集大成。仲介手数料“優遇”特典付き。
posted by preseek_shibata at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 不動産コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする